神奈川県には中華街をはじめラーメン博物館、サンマー麺に家系・・・
神奈川の名物のひとつに数えられるのが「ラーメン」。
神奈川県内は様々なラーメン店がしのぎを削り、今や日本屈指の激戦地といわれています。

番組では、ラーメン評論家のはんつ遠藤、MC・ナレーターの安治美穂が人気のお店、話題のお店を訪ね、店主のラーメンにかける想いを伺い、珠玉の一杯を堪能し、情熱ラーメン店を紹介していきます。
また、番組の詳細情報のほか、視聴者の皆さまからの情熱ラーメン店を募集したり、期間限定の懸賞キャンペーンなどを予定した特設Webサイトが、番組を盛り上げます。
 

あらすじ

【特別編】熱麺・シネマる!【総集編1】


「熱麺・シネマる!」は、モデルで料理研究家のカティーとラーメン評論家のはんつ遠藤が、ラーメンの味はもちろん、その一杯に込められた店主の情熱や創業時のエピソードを徹底的にリサーチ。そして、2人が監督&助監督になって1本のシネマ作品として皆さまにお届けするという、とても斬新な神奈川県のラーメン情報番組です。

そして、その内容は「神奈川ラーメンの歴史」。フリップをめくりながら、一つひとつ紹介していきます。まずは明治時代、文明開化によって中国の麺料理が横浜中華街に日本で初めて伝えられたと言われています。ちなみに、そのときに入ってきたラーメンのスープは「塩」だったそうです。

 

さて、いつも駅前などの屋外シーンからスタートするこの番組ですが、2人がいるのはなぜかスタジオの中。実は、今回の放送は記念すべき第10回目。そこで、カティー監督を支える立場のはんつ助監督に、本業のラーメン評論家として神奈川のラーメンを語り尽くしてもらう特別編「はんつ遠藤の神奈川ラーメン講座」をお送りしちゃおうというわけなのです。

 

その伝統を守ろうとしているのが、第7弾で訪れた「麺場浜虎」。店頭に『「ラーメン」発祥の地』という石碑を掲げていましたね。そして、撮影したシネマは『ARMAGEMEN』。お店で働くスタッフのユニフォームがつなぎだったことと、その人数を考えて、働く男たちの姿を熱く描きました。

「そういえば、ラーメンを最初に食べたのは水戸黄門さんだって話を聞いたことがあるんですけど」とカティーが鋭い質問。それに対し、はんつ氏も「水戸黄門が、朱舜水という儒学者を招いたとき、お礼にとその儒学者が麺料理を振る舞ったんです。ただ、かん水を使わずレンコンをつなぎにして作った麺でした。それを“ラーメンを食べた”と面白く言うこともありますが、基本的には中華街ですね」と鋭い回答を見せてくれました。

 

さて、塩ラーメンが伝わったあと、明治時代の後期に醤油ラーメンが誕生します。はんつ氏によれば「昔は動物系のスープは「獣臭い」と不評だったので、じゃあ醤油を合わせてみようということで、できたのが醤油ラーメン。簡単に言えば、醤油ラーメンは日本の麺料理と言えます」とのこと。

 

そして約50年前。ラーメン界に新しい風が吹き込まれます。それが、タンメンにお酢が入った平塚系と醤油ベースにもやしが乗った小田原系の登場です。「平塚系を食べて、ラーメンのスープなのに酸味があって衝撃的でした」とカティーが語るのは、第1弾で紹介した「花水ラオシャン本店」。

ラーメンではなくタンメンだと店主から注意されたのに、やっぱりラーメンと言ってしまうカティーなのでした。このお店では、地元を愛し、地元から愛される店主をテーマに『三代目はつらいよ』というシネマを作り上げました。

 

さて、平塚系と小田原系の次に現れたのが、昭和40年代に誕生した「家系」。神奈川県をラーメン激戦区にした火付け役と言われています。はんつ氏いわく「ほうれん草、そして海苔を乗せる感じ」が家系の特徴なのだそうです。

 

番組では、第三弾で横浜にある「光家」をご紹介。父親の夢だったラーメン店を開いた三兄弟を題材に、戦国時代の毛利家をなぞらえた『光家三兄弟』というシネマを制作しました。

また、光家は家系なのにあっさりしたスープが特徴。「神奈川だからレベルが高い店が多いので、家系と言ってもいろんな種類があるんです」とはんつ氏は語ります。

そんな中、約20年前の横浜で誕生したのが、新横浜ラーメン博物館。これができたことで、日本にラーメンブームが巻き起こり、現在まで続いているのだとか。

 

そして、次に誕生したのが「神奈川淡麗系」。「あっさりとした中に、魚介の風味が利いた、さわやかなラーメンが誕生するわけです」とはんつ氏。番組では第6弾で横浜の「信楽茶屋」を紹介しましたね。江戸時代にあった茶屋から店名を取ったということで、江戸時代にタイムスリップをした店主がラーメンづくりのヒントを得るというストーリーのシネマ『MEN-麺―』を制作しました。

 

そしてもう1つ、神奈川淡麗系と言えば第8弾で放送した「中華そばうづまき」。この回のシネマは『DEEP RAMEN』と題して、ラーメンを海に見立て、素材へのこだわりの伝える、出演者無しという新しいスタイルのシネマを制作しています。

 

「神奈川は家系が主流だったのですが、今では淡麗系が互角と言えるところまで伸びています」とはんつ氏。神奈川県のラーメン勢力図は、今後どのようになっていくのでしょうか。

 

しかし、その鍵を握っているかもしれない「神奈川ラーメンの歴史」最後の項目を紹介したいところだったのですが、その前に何と時間切れ!話は後編へと続きます。