神奈川県には中華街をはじめラーメン博物館、サンマー麺に家系・・・
神奈川の名物のひとつに数えられるのが「ラーメン」。
神奈川県内は様々なラーメン店がしのぎを削り、今や日本屈指の激戦地といわれています。

番組では、ラーメン評論家のはんつ遠藤、MC・ナレーターの安治美穂が人気のお店、話題のお店を訪ね、店主のラーメンにかける想いを伺い、珠玉の一杯を堪能し、情熱ラーメン店を紹介していきます。
また、番組の詳細情報のほか、視聴者の皆さまからの情熱ラーメン店を募集したり、期間限定の懸賞キャンペーンなどを予定した特設Webサイトが、番組を盛り上げます。
 

あらすじ

【第16弾】 らーめん ひの木


神奈川県に1600軒以上あるラーメン店。どの店にも知られざるドラマがあり、自慢の味には秘められた物語があります。『熱麺・シネマる!』では、モデルで料理研究家のカティーとラーメン評論家のはんつ遠藤が、ラーメンの味はもちろん、その一杯に込められた熱い思いやエピソードなども徹底的にリサーチ。2人が監督と助監督になって1本のシネマ作品を仕上げ、皆さんにお届けします!

2人が訪れたのは、イルミネーション輝く夜の藤沢駅。今回訪れるのは、2010年のオープンながら、もう地元の方が集結しているような地域密着型のお店で、いわゆる「無化調」が売りなのだとか。さっそく2人は、そのお店「らーめん ひの木」へと向かいます。

 

「ブラウンを基調とした、木のお店ですね」とカティー監督が言うように、外観はもちろん、店主の鈴木さん自身が手がけたという内装も、木の温もりが感じられる造り。店名の「ひの木」は、カウンターに使ったヒノキの一枚板から名づけたのだとか。

「全部手作りですが、ほとんどこの息子が作ったんですよ」と鈴木さん。看板と内装は次男の五樹くんと親子で手作りしたもので、木材には人体に影響が出ない接着剤を使用し、人に優しい店作りにこだわったそうです。

 

こんな内装へのこだわりを聞くと、当然「無化調」のラーメンも気になるところ。そこで2人はさっそく注文! 豊富なメニューの中から、カティー監督は「海老ロースト風味塩らーめん」を、はんつ助監督はお店の看板メニュー「辛味らーめん」を選びました。

まずはカティーカントクがスープをひと口。

「すごくスッキリしてます。海老の風味がたってますね」。海老ローストのスープは、数種類の魚介に鶏と豚をブレンドしたスープに、さらに海老風味の魚粉を加え、旨味たっぷりに仕上げています。

 

一方、辛味らーめんのスープは「香ばしさがダイレクトに伝わってくるんですが、やさしい辛さというか、見た目より甘さもありますね」とはんつ助監督。こちらはタレに飴色になるまで炒めたタマネギを入れて、甘味と旨味をプラス。辛さと甘さの絶妙な加減が多くのファンを惹きつけているのだとか。

 

もちろん、麺にもこだわりあり。中太麺と細麺を選べるようになっていて、どちらも歯応えのある食感が特徴。卵を多く練り込むことで、コリコリとした食感を生み出しているのだそうです。

「少し平打ちになっているので、存在感もあって、スープをよく持ち上げるんですよね」と、はんつ助監督も感心しきりです。

 

また、はんつ助監督は「噛みしめると小麦の味がしますね。これはおいしいなぁ」と麺そのもの味にも注目。衛生面を考えて、あえて自家製麺ではなく、温度や湿度が徹底管理されている「新亜製麺所」の麺を使っているのだそうです。

「ラーメンは、尿酸値の高いお客様でも安心して食べられるよう、塩分をかなり抑えてあります。コクで食べてもらうため、魚介をふんだんに使っています」と鈴木さんは語ります。サンマ、アジ、カキ、カツオなどを惜しみなく使うことで、塩分控えめでも十分に味を感じられるのです。

 

さらに、ボリューム満点のチャーシューでは、余計な脂を落とすために片面だけ炙るなど、一杯のラーメンにかけられた工夫と手間隙はかなりのもの。

「何か、お値段が安いなって思っちゃうんですけど」と、カティー監督は疑問に思います。ちなみに醤油らーめんは600円、ランチは500円という安さです。

 

「皆さんはラーメンを作ってから値段を決めると思うのですが、うちは600円という制約をまず決めました。その中で、どれだけのものが作れるかという方が面白いと思って。実は、まだ高いと思っているくらいなんですよ」と鈴木さん。お客さんにとって「安くて美味しい」ほど、嬉しいことはないですよね。

さて、ラーメンを満喫した2人は、シネマ制作のためのインタビューを開始!

「どうして、そこまで健康に気を遣われたのですか?」

「ラーメンばかりを食べると、足の親指が痛くなる(通風の症状)とかありますよね。うちに来た場合は、安全で、安心して食べていただけるということにしたかったんです」と鈴木さん。

以前は企業の社員食堂で料理人を務めていましたが、当時から化学調味料を使わないレシピを、独自に研究していたそうです。

 

そんなお父さんを見て、五樹くんも「一生懸命やっている姿は、かっこいいと思います」と照れながら語ってくれました。何と常連客の指名で、五樹くんが料理を作ることもあるのだとか。 優しく、そして厳しく指導をする父親と息子。その姿を見た2人が作ったシネマは、どのようなものになったのでしょうか。

back number

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

NEXT