神奈川県には中華街をはじめラーメン博物館、サンマー麺に家系・・・
神奈川の名物のひとつに数えられるのが「ラーメン」。
神奈川県内は様々なラーメン店がしのぎを削り、今や日本屈指の激戦地といわれています。

番組では、ラーメン評論家のはんつ遠藤、MC・ナレーターの安治美穂が人気のお店、話題のお店を訪ね、店主のラーメンにかける想いを伺い、珠玉の一杯を堪能し、情熱ラーメン店を紹介していきます。
また、番組の詳細情報のほか、視聴者の皆さまからの情熱ラーメン店を募集したり、期間限定の懸賞キャンペーンなどを予定した特設Webサイトが、番組を盛り上げます。
 

あらすじ

【第18弾】 味噌らーめん 虎のみそ


『熱麺シネマる!』は、モデルで料理研究家のカティーとラーメン評論家のはんつ遠藤が、ラーメンの味やこだわりはもちろん、創業エピソードや個性的な店主など、神奈川県内のラーメン店を徹底的にリサーチ。その情報をもとに、2人がシネマ監督と助監督となって、1本の映像作品として皆さまにお届けする番組です!

今回、2人がやってきたのはJR南武線支線の川崎新町駅。閑静な住宅地なのですが、はんつ助監督によれば、メニューのラインナップを見ると「あっ!」と驚いてしまうような、新進気鋭のラーメン店があるのだとか。さっそく2人は、そのお店へと向かいます。

 

お店の看板には「味噌らーめん 虎のみそ」の文字。「味噌ラーメン専門店は初めてですね」とカティー監督の言うように、放送20回目を迎える『熱麺シネマる!』で、味噌ラーメンの専門店は初! 2011年7月にオープンしたばかりの虎のみそは、カウンター8席のこじんまりとしたお店です。

 

店内に入ったカティー監督の目を引いたのは、清潔感のある内装と、店主の木虎誠さんの若々しさ。「今25歳になりました。店をはじめたときは23歳でした」と木虎さん。もちろん、虎のみそという店名は、木虎さんの名前にちなんだものです。

 

しかし、オーナーの年齢よりもカティー監督を驚かせたのは、はんつ助監督が最初に言っていたメニュー。味噌ラーメンだけで8種類あって「味噌らーめん」「みそらーめん」「虎のみそらーめん」など漢字と平仮名の違いだけだったり、「虎の」と付いているだけだったりと、メニューを見るだけでは違いがわかりません。

「漢字の味噌らーめんは、調味料が一番少なくて、従来の味噌ラーメンに近づけたものなんです」と木虎さん。8種類の味噌ラーメンの違いは調味料の種類で、多いものでは15種類もの調味料が入っているのだとか。

そこで、カティー監督は木虎さんオススメの「虎の濃厚みそらーめん」を、はんつ助監督はシンプルに「みそらーめん」を注文しました。

「おー、結構サラサラだなぁ」と、スープを飲んだはんつ助監督がひと言。「背脂が入っていないので、味噌が直線的に向かってきますね」とさすがのコメントです。

 

一方のカティー監督はとろみのあるスープをひと口。「鼻に持っていったときに、濃厚な香りがしますね」と、ダシの風味も楽しんでいました。

虎のみそのスープは、昆布やサバ、ウルメなどの魚介のダシと、鶏や豚のダシを合わせたダブルスープ。

 

味噌は八丁味噌を中心に5種類の味噌をブレンドしたオリジナルのものを使っています。これをベースに、使う調味料を変えることで、味にバリエーションを出しているわけです。

 

さらに「麺がしっかりしていて美味しい~!」とカティー監督も大絶賛の麺は、お店の自家製麺。つけ麺などに向いている「傾奇者」という小麦粉を使用しているので、弾力のある食感を出せるのだとか。繋ぎには、卵を使用しています。

 

味噌ラーメンにもいろんな味わいがあることを実感した2人。しかし、はんつ助監督はラーメンだけではなく、その他の部分もしっかりとチェックしています。

「私が気になったのはこれなんです」とはんつ助監督が手にしたのは、何と「黒ウーロン茶」。

 

「修業時代にラーメンを食べ歩き、1日に4~5件くらい行ったので、油が気になり始めちゃったんです。それで、黒ウーロン茶を片手に食べ歩くようになったのがきっかけですね」と木虎さん。お店のこんな心配りが嬉しいですよね。

 

そんな木虎さんは、大学時代からラーメン店でアルバイトを始め、名だたる有名店で修業を重ねました。

 

実は、木虎さんの実家はお弁当の外食チェーンを経営しているのですが、ご両親は家業を継がせるのではなく、経営のノウハウを木虎さんに教え、自分でお店をやっていく道を勧めたそうです。

 

学生時代、木虎さんは軟式テニスで全国大会に出場したこともあるそう。そんな木虎さんに対して、ご両親は「お店の経営はスポーツと同じ。日々の努力の積み重ねが大切だ」と教えてくれたそうです。

また、お客さんはもちろん、一緒に働いてくれている中学校からの友人・宮崎一哉さんへの感謝も忘れません。
宮崎さんは消防士を目指していましたが、木虎さんに誘われ、2カ月ほど迷いに迷ったあげく、一緒に働くことを決めたそうです。

 

しかし、実は木虎さんもテニスの顧問になりたいと、最初は教員を目指していて、教員免許も取得したそうです。しかし、飲食業をしている両親の思い、また木虎さんのラーメンへの熱い思いがあって、このお店を開いたのです。

将来の進路に悩み、自分の道を切り拓いた若者たち……。その姿を見た2人は、いったいどんなシネマを制作したのでしょうか。

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